ソフトB内川が4億円更改 5000万円増は後輩育成の貢献分

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 ソフトバンク内川聖一(35)が18日の契約更改で、5000万円増となる年俸4億円プラス出来高でサイン。新たに2年契約を結んだ。

「(来年で)36歳。複数年は感謝しかない。頑張らないと」

 ケガに泣かされた今季は、移籍7年目で最少となる73試合の出場にとどまった。それでも、5000万円ものアップを提示されたのは、数字以上の貢献度があるから。チーム内では、「将来の監督、コーチのイスも約束されたようなもの」という声もあるほどだ。

「面倒見がよく、独自の理論を分かりやすく伝える術にたけている。2016年に自主トレで指導した広島鈴木誠也がその年、打率・335、29本塁打、95打点と大ブレーク。今年は同じく自主トレで面倒を見ているチームの後輩の上林が独り立ち。その指導力を認める達川ヘッドコーチの後押しもあって、今オフはチーム期待の高卒2年目19歳の茶谷健太が弟子入りすることになった」(球団OB)

 これで茶谷も飛躍のきっかけをつかめば、5000万円増も安いものである。

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