巨人戦力外から2カ月 村田修一の移籍先が決まらないワケ
巨人を戦力外になって2カ月、今も移籍先が決まらない村田修一(36)について、球界OBがこう言う。
「今月28日で37歳を迎えるが、まだまだやれる。三塁と一塁しかできないとはいえ、レギュラーで使えば、未知数の助っ人を獲得するより打撃も守備も計算できる。戦力が乏しいロッテ、ヤクルト、中日あたりは欲しいはずですが……」
通算360本塁打の長距離砲は、球界で打撃と守備に関して評価が高い。だが、待てど暮らせど獲得に名乗りを上げる球団はゼロ。3年先、5年先を見据えて若手を起用したいという球団は別にしても、何とも解せない。パ球団の関係者が言う。
「村田は残り135安打に迫る2000安打達成にこだわっている。レギュラーで出たい気持ちが強く、起用法によっては不満分子になりかねない。それが原因で獲得を見送った球団があると聞いている」
■かつての印象が影響か
マスコミ関係者は、「横浜時代のイメージが強いからです」と、こう続ける。