評議員を激怒させた 貴乃花親方の変節と裏金顧問との関係

公開日: 更新日:

貴乃花親方(45)は理事会直前になって態度を変えた。やるべきことはやっていると自分の正当性をアピールしたつもりでしょうけど、それならなぜ、これまでやるべきことをやらなかったのか、自ら職務放棄を認めたようなものだと、評議員たちはアキレると同時に激怒しています」

 こう言うのはある親方だ。

 貴乃花親方は理事会前日の19日夜、協会に弟子の貴ノ岩(27)ともども、聴取に応じる姿勢を示したばかりか、これまで親方でひとり拒んでいた誓約書も提出。理事会当日は自分は巡業部長としての務めを果たしている、批判されるいわれはないなどと言い訳する文書まで出席者に配布した。

 協会に刃を向け続ける貴乃花親方に対し、執行部の怒りや不満は募る一方。理事解任どころか部屋の閉鎖を示唆する声もあっただけに、大慌てで弁明、保身を図ったつもりだろうが、そうやって態度を急変させたことが受け入れられるどころか、むしろ評議員たちの逆鱗に触れたというのだ。前出の親方の話。

「28日には臨時理事会だけでなく、評議員会も開催される。危機管理委員会が評議員たちに今回の日馬富士暴行事件の報告をするのですが、評議員たちの貴乃花親方に対する怒りがハンパじゃないのです。理事という要職に就きながら職務を放棄したばかりか、反省のかけらもない。それどころか自分に落ち度はないと開き直っているわけですからね。評議員会はあらかじめ予定されていたこととはいえ、彼らの方が開催に積極的だったともいいます。それだけ怒りは強いのですよ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」