理事解任の可能性も 貴乃花親方がついた「5つのウソ」

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④27日発売の週刊新潮によれば、貴ノ岩が診断書を出さずに冬巡業を休んだことについて「診断書を出さなくて良いと協会幹部から了承をもらっていた」らしいが、協会側は出せと催促はしても、出さないことを了承した事実はないと複数の「幹部」が言っている。

貴乃花親方はこれまで、協会に対して「メディアには話しません」と言ったという。ところが一部スポーツ紙にコメントが載ったばかりか、週刊文春と週刊新潮には思い切り「激白」している。

 ◇  ◇  ◇

 作家の江上剛氏は「あくまで一般的な組織論ですが」と、前置きしてこう言う。

「現在、表面に出ている報道などを見る限りでは、貴乃花親方は組織人失格でしょう。理事なのに、役職者としての責任を果たしていない。もし僕が八角理事長ならば、彼を追放していますよ。貴乃花親方は自分の主張をそのまま載せてくれるメディアには話しているようですが、相撲協会のガバナンスを変えていきたいのであれば、お気に入りのメディアだけではなく、もっと広く、自らの大義を訴えるべきではないでしょうか」

 貴乃花親方は28日、理事会で処分が協議されるが、要職に就きながらウソまでついて協会を混乱させた罪は重い――。

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