休日は元旦のみ 大谷は体もアタマもすでに“メジャー仕様”
■あくまで招待選手
近日中にもエンゼルスのエプラーGMが来日し、自主トレ視察とともに、今後の調整プランについても話し合いを行う予定。渡米後のサポートを行う水原通訳が二軍施設近くのホテルに泊まり込んでサポートするというから、朝から晩まで練習漬けになるつもりなのだろう。
大谷は2月14日のキャンプスタートに備え、2月上旬にも渡米する。日本よりもキャンプ招集が遅い一方、メジャーは練習時間が短く、キャンプイン9日後の23日にはオープン戦が始まる。メジャーの新労使協定によりマイナー契約しか結べなかった大谷は、キャンプには招待選手として参加する方向。日本ハム時代のようにポジションが確約されているわけではない。
キャンプからしっかりとパフォーマンスを発揮できなければ、開幕ベンチ入りはおろか、マイナーでの再調整を命じられる可能性もゼロではない。準備万端にしておく必要があるのだ。
この日は技術練習とのバランスに配慮しつつ、ウエート増に取り組むことも示唆した大谷。体作りもさることながら、アタマの中身もメジャー仕様になりつつあるようだ。