“同志”とのつながり維持でも 貴乃花一派はもう風前の灯火

公開日: 更新日:

 宗像氏はそんな2人をサポート。外部理事時代、元顧問が500万円の裏金をわしづかみにしてバッグにしまう動画がネットにアップされながら、「返したから問題ない」と結論付けたのは記憶に新しい。理事会では元顧問を擁護する発言を連発し、元顧問が協会から受け取った750万円のボーナスの正当性も盛んに訴えたという。

「前回の理事長選ではこんなこともあった。投票権は親方である内部理事10人にのみ与えられている。定款で決まっていることです。にもかかわらず宗像さんは理事会で外部理事に投票権がないのはおかしいと訴えた。貴乃花親方も追従、目上の出席者を恫喝するような強い口調だったといいます。貴乃花親方と宗像さんは八角体制を快く思っていない。それで宗像さんは外部理事の自分にも投票権があると主張したのでしょう」(前出の親方)

 今回の事件ではテレビのワイドショーに出演して現執行部を批判、あくまで中立の立場と強調しながら、しかし、結果として貴乃花親方を利する発言を繰り返した。

選挙では十数票がやっとか

 神山現監事もバリバリの「同志」だ。別の親方がこう言った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出