ひきこもり中フィギュア研究 カナダ美女が金候補に急浮上

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 カナダ・スケート連盟は14日(日本時間15日)、2月の平昌五輪フィギュアスケート男女の代表5人を発表。女子では昨季の世界選手権銅メダリストで13日閉幕のカナダ選手権を制したガブリエル・デールマン(20)ら3人が選ばれた。

 2度目の出場となるデールマンはショートプログラム(SP)、フリーとも、ほぼ完璧な演技で合計229・78点をマーク。昨年10月のGPシリーズ・ロシア杯でエフゲニア・メドベージェワ(18=ロシア)がマークした今季最高得点(231.21)に次ぐ好スコアで一躍、平昌の金メダル候補に浮上した。

 不屈の精神力の持ち主だ。初めて五輪に出場した前回のソチ大会前には、フィギュアスケーターの職業病ともいえる拒食症を患った。満足に練習もできず、ソチでは17位。帰国後は高校の同級生からのいじめに遭い、他人との接触を避けて1カ月近く部屋にひきこもったことも。一時は競技から離れたものの、フィギュアスケートへの情熱が冷めることはなかった。

 部屋にこもりながらも、世界のトップスケーターの滑りをDVDやインターネットの動画サイトで視聴し、演技や表現力の研究に励んだという。

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