美誠と名コンビ森薗政崇の正体 “男子4強”に割って入るか
リオで個人銅、団体銀の水谷隼(28)がパンツをはかずに試合に臨むというゲン担ぎは有名だが、森薗は同じメーカーのパンツをはき続けること。「ルーティン魔」でもあり、試合前の準備運動は15歳から変えていない。
■森薗の強みは「受け止めてくれる」
現在、男子のトップ選手はリオのメダリストである水谷、吉村真晴(24)、丹羽孝希(23)の3人に加え、張本智和(14)が急成長。そこに森薗や大島が入れば、代表争いは激化する。東京五輪では混合ダブルスが新種目として追加されるため、ダブルスのスペシャリストも大事なピースだ。
森薗がダブルスを得意とするゆえんは、相手の性格や出方を見ながら戦い方を変える器用さ。伊藤は「私は負けず嫌いでいろいろ言っちゃうんですけど、受け止めてくれる。一応、先輩だけど、そんな感じがしない。動きはお互いに(速攻型で)速い。女子に似ているから、女子と組んでいるみたいでやりやすい」と笑う。
ライバルを蹴散らすか。