“奇襲”封印なら…稽古再開の横綱白鵬は春場所も休場危機

公開日: 更新日:

 ある親方が言う。

「われわれの間では、『腐っても白鵬。次の場所までにはうまく調整してくるはず』といわれていたが、思ったより“重傷”かもしれません。近年の白鵬は、立ち合いでの奇襲に頼りすぎていた。そのせいか、立ち合いの踏み込みが鈍く、本来の形を体が忘れてしまっているように見える。衰えをカバーするための奇襲だったはずが、今では『なければ勝てない』というレベルにまで落ちてしまったのかもしれません」

 白鵬は不安があるときに限って「ここが痛い」「あそこがかゆい」と弱音を吐き、場所前から予防線を張ることが多い。今回も同様だと、多くの力士、親方衆はみている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…