“奇襲”封印なら…稽古再開の横綱白鵬は春場所も休場危機
ある親方が言う。
「われわれの間では、『腐っても白鵬。次の場所までにはうまく調整してくるはず』といわれていたが、思ったより“重傷”かもしれません。近年の白鵬は、立ち合いでの奇襲に頼りすぎていた。そのせいか、立ち合いの踏み込みが鈍く、本来の形を体が忘れてしまっているように見える。衰えをカバーするための奇襲だったはずが、今では『なければ勝てない』というレベルにまで落ちてしまったのかもしれません」
白鵬は不安があるときに限って「ここが痛い」「あそこがかゆい」と弱音を吐き、場所前から予防線を張ることが多い。今回も同様だと、多くの力士、親方衆はみている。