修正能力は未知数も 大谷「ボールはボール」の姿勢は吉兆

公開日: 更新日:

「違和感はあるけど、過剰に反応してもしょうがない。ボールはボールだと思って投げた方がいいのかなと思っています」

 エンゼルスの大谷はかつて、日刊ゲンダイのインタビューでこう言った。結果としてケガで出場を見送ったものの、17年WBCで使用する予定だったMLB公認球への対応に関してだ。

 メジャー公認球は、日本の統一球と比べて大きく、重い。縫い目も高く、表面はかさかさして滑りやすい。大谷はしかし、あくまでも「ボールはボール」と割り切って、自分の力を発揮することを最優先して考える。

 その心構えやスタンスはエンゼルスに入った今も変わらない。

 キャンプ初日の記者会見では環境の違いについて、「野球の部分は基本、変わらない。自分の持っているものをしっかりグラウンドの中で発揮できれば、自分をアピールできるんじゃないかと思う」と話し、「まずは何も変えずに自分でやってきたことをベースに取り組みたい。変えるべきところはその都度、変えないといけないが、まずは今までやってきたスタイルをここで発揮できればと思っている」と続けた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭