指揮官と談笑も エンゼルス大谷のキャンプ初日に完全密着
●7時16分 球場入り
空がまだ薄暗い中、日の出時刻に合わせたかのように、水原通訳が運転する車で到着。報道陣はごくわずか。濃いグレーの薄手のパーカ、黒のズボン、グレーのキャップとスニーカーというラフなファッション。大声でサインを求める3人のファンに右手を上げて応え、そのままクラブハウスへ。
●9時30分 広報のアナウンス
集まった報道陣は日米合わせて100人。ベテランの米国人記者は、すでに大谷に好感を持っているようで「イチローがマリナーズに入ったときを彷彿させる」。広報担当者から、キャンプ初日はブルペン入りしない旨が発表され、報道陣がどよめく。基本的に投手はキャンプインと同時に投げ込みをする。大谷は1月17日に初めてブルペン入りして以降、中3~4日のペースで投げ込んでいただけに、「もしやケガ?」との声も上がったが、明日(日本時間15日)にもブルペン入りする見込み。
●10時22分 グラウンドへ
曇り空で、気温は15度前後。薄着だと肌寒さを感じさせる中、クラブハウスでミーティングを終えた大谷が、バットケースを担ぎ、背番号17のユニホーム姿で登場。「とても楽しみで、わくわくしてグラウンドに来ることができた」。日本人のファン約30人は、大谷が移動するたびにフェンス沿いを動き回る。