まずは先発 エンゼルス“投手優先”調整は大谷にも好都合

公開日: 更新日:

 そこへいくと投手陣には不安が残る。14~15年に2年連続2ケタ勝利を挙げたリチャーズ(29)がエース格だが、先発が6人そろうかどうかさえ不透明。そんな事情もあり、GMも監督も大谷には「投手優先」の調整をさせると明言。何より先発としての働きを期待している。

 これは大谷本人にとっても好都合ではないか。

 投手としてはメジャー特有の滑りやすいボールや硬いマウンドに対応すべく格闘している。アリゾナの乾燥した気候も加わりボールが手につかないのか、17日(日本時間18日)の打撃投手登板時に正捕手のマルドナドは「カーブの制球に苦しんでいた」と証言した。ブルペンでもボールが高めにすっぽ抜けたり、大きく横滑りすることもある。本人は、「次回に向けて修正することは修正したい。良いボール、悪いボールそれぞれあったので、継続して取り組みたい」と話している。

■優れた打者としての適応力

 一方、野手としては空気が乾燥してボールが飛びやすいことを差し引いても、コンスタントに良い当たりの打球を放っている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出