難敵下し2勝1敗に 高倉なでしこアルガルベ杯での収穫は

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 ポルトガルで開催中のアルガルベ杯で日本女子サッカー代表「なでしこジャパン」が、現地5日のデンマーク戦を2―0でモノにし、通算成績を2勝1敗とした。 

 後半37分にMF長谷川唯(21=日テレ)が右足ボレーで先制。終了間際にはFWの岩渕真奈(25=神戸)が、自身が倒されてゲットしたPKを落ち着いて決めた。

 デンマークは世界ランク12位。日本の9位よりも下位とはいえ、17年欧州選手権で準優勝の好成績を収めている。難敵を下したなでしこは現地7日、3位を争う順位決定戦をこなして帰国。4月には、19年フランスW杯最終予選を兼ねる女子アジア杯(ヨルダン)が控えている。アルガルベ杯グループリーグ3試合で収穫はあったのか?

「なでしこジャパンの屋台骨を背負っているのはFW岩渕、MF阪口夢穂(30=日テレ)、DF熊谷紗希(27=リヨン)だが、たとえば長谷川はデンマーク戦でも左サイドやトップ下など攻撃的なポジションを器用にこなし、どの位置からでも独特のリズムのドリブル突破から<シュートにまで持ち込む>意識が非常に高い。多くを期待したい選手のひとりです」(初代なでしこジャパン専任監督・鈴木良平氏)

 順位決定戦の相手はカナダ。キックオフは日本時間8日の午前0時だ。

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