J最年長出場記録更新 51歳カズの引退試合は着々進行中
2月26日に51歳となったJ2横浜FCのFW三浦カズが、3日の岐阜戦の88分に交代出場し、自身の持っているJ最年長出場記録を「51歳5日」に更新した。
それにしても「オーバー50でプロのサッカー選手」なんて空前にして絶後である。実際、契約延長のニュースが流れると英BBCや米USAトゥデーといったメジャーメディアが「プロ33年目のシーズンがスタート。ミウラは止まらない」と驚きをもって報じている。
ちなみに17年3月に決めたゴールが「リーグ戦でゴールを決めた世界最年長のプロ選手」としてギネス記録に認定されたばかり。まさにキングの異名にふさわしいと言うしかない。しかし――。
「44歳で迎えた11年シーズンは出場30試合でノーゴール。これ以降、相手の監督から『カズにはぜひ出場して欲しい。実質(1人少ない)10人だからやりやすい』と言われている。それだけ運動量もキレもスタミナもプロとは呼べないレベルに落ち込んでいるということ。岐阜戦もボールの周りをモタモタヨロヨロ。スタンドから失笑が漏れた」(放送関係者)