名参謀抜けた広島 後任コーチ吐露した本音と菊池への注文
リーグ連覇の広島がオープン戦でパッとしない。
22日現在、2勝7敗2分けで11位。中でも、昨季リーグトップだった盗塁が6つと、12球団中2番目に少ない。
しょせんオープン戦だ。いずれも優勝した16年は8勝6敗2分けで6位、翌17年は4勝11敗2分けで11位だった。が、その2年間と大きく異なるのは、優勝に貢献したコーチ2人が抜けたところだ。
石井打撃コーチと河田外野守備走塁コーチが同じセ・リーグのヤクルトへ移籍。ヤクルトでは、選手と積極的にコミュニケーションを取りながら褒めて伸ばす「河田メソッド」が浸透しているが、今季から河田コーチの後任を務める広瀬純外野守備走塁コーチ(38)は冷静だ。
「確かに2連覇の後はキツイけど、河田コーチだけが本当にすごいなら、(03年に一軍打撃コーチ補佐、04~15年に外野守備走塁コーチを務めた)西武はずっと強かったはず。河田コーチのやり方がうちの選手たちに合っていて、教えをきちんと吸収できたということ。だから、ヤクルトでも同じことができるとは限らない」