自己ワースト12安打5失点KO負け 巨人菅野に“傾向バレ”疑惑

公開日: 更新日:

 菅野は「右打者は逆方向、左は狙い球を絞ってきた」と振り返ったが、打たれた12安打の内訳を見てみると、引っ張られた打球が7、逆方向が3、中堅方向が2。球種は本塁打がいずれも直球で、安打はカットボールなどの変化球を満遍なくはじき返された。門倉氏が続ける。

「好投手が相手の時は普通、逆方向を狙うことが多い。特に菅野はワンシームなどで球を動かしてくるため、ギリギリまで球を見極めたい。でも、阪神打線は各自が狙い球を決めてフルスイングをしていた。今は最新の機器を導入したデータ野球全盛。あそこまでフルスイングされるのは、投球時の何らかのクセや傾向を阪神側に解析されている可能性も考えた方がいいかもしれません」

 阪神は今年から球団本部に「戦略担当」を設置するなど、データ分析に本腰を入れ始めている。もし菅野の投球フォームのクセがバレているとしたら、ただの1敗とは片付けられない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭