池ポチャ5連発 ガルシア大たたきで「13」ワースト更新
【マスターズ初日(オーガスタ・ナショナルGC)】
前年覇者のセルヒオ・ガルシア(38)が、15番パー5でワースト記録更新の「13」をたたいた。
ティーショットは322ヤードも飛ばしてフェアウエーセンター。2打目はピンまで残り205ヤードと、飛ばし屋のガルシアならミドルアイアンで楽々とグリーンに届く距離だった。ただグリーンは池越えになり、初日のピン位置は手前。ピンハイで狙うとグリーンの傾斜から、刈り込んである斜面を転がり池に落ちてしまう危険が高かった。
ここでガルシアは5度も池に入れて12オン、1パットの「13」だった。
「なんて言っていいのかわからない。私のキャリアで、ショットをミスすることなく13をたたいたのは初めて。自分では良いショットをたくさん打ったように感じている。不幸にもボールが止まってくれなかっただけだ」(ガルシア)
1ホールの大たたきでガルシアは9オーバー85位タイと下位に沈んだ。15番のこれまでのワースト記録は、尾崎将司(1987年)、ベン・クレンショー(97年)ら3人の「11」だった。