二軍落ち日ハム清宮に栗山監督が与えた“一軍復帰”への宿題

公開日: 更新日:

交流戦前なので、あるかなと思っていた。妥当なことだと思うので、本当にしっかりファームで力をつけてくるしかない」

 27日、二軍降格が決まった清宮幸太郎(19)がこう言った。

 5月2日に一軍昇格するとプロ初本塁打を放ち、デビューからの7試合連続安打で新記録を作ったが、打率・179と一軍の高いカベを突き崩せなかった。清宮は、「真っすぐに振り負けている。打ったと思っても、ファウルになったりした。自分の中では悪くはないが、なかなか結果が出なかった。タイミングやスイングの速さだったり、しっかり振り負けないようにして、戻ってきたい」と前を向いた。

 29日から交流戦が開幕するタイミングでの降格。セの主催試合では指名打者が使えず、必然的に出場機会は減る。栗山監督は「学んだことを一回整理できる状況をつくってあげたいと思っていた」と説明。今後の一軍再昇格については、「すぐに上がってくるのを待っている。ただこの試合に出るというのではなく、早くチームを勝たせる選手にさせるということしか考えてない」とした。これまでは結果にかかわらず起用されてきた側面もあったが、一軍で再び試合に出るためには、チームの勝利に貢献するための結果を求められる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  2. 2

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  3. 3

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    【萩原健一】ショーケンが見つめたライバル=沢田研二の「すごみ」

  1. 6

    中居正広氏の「性暴力」背景に旧ジャニーズとフジのズブズブ関係…“中絶スキャンダル封殺”で生まれた大いなる傲慢心

  2. 7

    木村拓哉の"身長サバ読み疑惑"が今春再燃した背景 すべての発端は故・メリー喜多川副社長の思いつき

  3. 8

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  4. 9

    【独自】「もし断っていなければ献上されていた」発言で注目のアイドリング!!!元メンバーが語る 被害後すぐ警察に行ける人は少数である理由

  5. 10

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード