攻守で魅せた阪神・鳥谷 金本監督にスタメン起用のススメ

公開日: 更新日:

 オリックスとの接戦を制した阪神。スタメン出場の鳥谷が攻守で魅せた。四回1死一塁の守備では、マレーロの痛烈な三塁線のゴロに横っ跳び。素早く二塁へ送球し併殺を決めた。

 同点にされた直後の六回の攻撃では、2死一塁から右中間へ勝ち越しの適時二塁打を放ち、これが決勝点となった。

「(三塁は)去年1年守ったポジション。守りやすかった。チーム事情もあるが、もっと試合に出られるように頑張りたい。(決勝適時打は)いいところに飛んでくれた」

 久々にお立ち台にあがった鳥谷の言葉に、スタンドは大いに沸いた。

 1939試合まで続いていた連続試合出場は5月29日のソフトバンク戦でストップ。それでも心は折れてはいない。6月2日の西武戦もDHのスタメンで5打数2安打1打点。不慣れなベンチスタートではなく、試合の頭から出した方がしっかり仕事をする。金本監督は「今日はベテランの力を借りようと思った。調子を上げていってほしい選手」と言った。

 パのチーム相手に苦戦は予想されたことだが、データが少ない試合こそベテランの経験が生きる。交流戦の通算安打数は歴代最多の323だ。金本監督、お気に入りの大山より、ここはしばらく鳥谷をスタメンで使ったらどうか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い