降格後は9戦7発…清宮“二軍以上・一軍以下”の現実的課題
■プロ初の失策を記録
そんな清宮は今、二軍で打撃以外のことも勉強中だ。本職の一塁だけでなく、左翼にも挑戦。この日は、左翼で先発出場し、七回から一塁へ回った。
まだまだ不慣れな部分もあり、この日はプロ初の失策を記録。DeNA大河の左前打を後ろにそらした。
清宮は「チームに迷惑をかけてしまったが、打球の動きを見ることができて、この失敗から学びたい」と反省した。荒木二軍監督は「経験していないことだから勉強になる。今は一軍でそういうことをやらないようにやっている」とした上で、現時点で“一軍未満”の点について、「今ここにいるのだから、そういうこと。守備走塁はまだまだ。永遠の課題になると思う。注目されているわけだから、余計にそういうところをしっかりしないといけない。打撃にしても、いい感じに打ったとしても、結果を残さないといけない。もっと磨いていってほしい。(一塁と左翼、指名打者という)ポジションがポジションだけに、もっと高いレベルにならないと、一軍と二軍の行き来になってしまう」と、こう続けた。