2大会ぶり白星のセルビア W杯後は移籍市場で人気急騰確実
2大会ぶり出場のセルビアが前回ベスト8のコスタリカを下して白星発進である。
後半11分、DFコラロフ(32=ローマ)が左足からのFKをゴール右隅に決めて先制。これが決勝点となり、10年南ア大会の1次リーグでドイツを下して以来の勝ち点3を得た。
FIFAランクは、開催国ロシア(70位)を除くと、今大会の欧州勢で最下位の34位。下馬評は決して高いとは言えないものの、セルビアのメンバーの大半は欧州の主要リーグでプレー。特に若手にはビッグクラブが熱視線を送る逸材が揃い、8月末の移籍期間終了までに大型契約が噂される。
中でも「移籍市場の目玉」になりそうなのが、MFミリンコビッチサビッチ(23=ラツィオ)、FWミトロビッチ(23=フラム)の2人。191センチと大型MFのミリンコビッチサビッチは、かつてフランス代表の司令塔として名を馳せたジダン2世の異名を持つ。レアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッドなどの有名クラブが獲得に興味を示しているという。
一方のミトロビッチは欧州予選9試合で6得点をマークした決定力が武器。こちらもビッグクラブへの移籍は確実だ。