予想覆す勝ち点4 日本快進撃の背景にコーチ陣と岡田元監督
「ブンデスリーガ1部の名門Bミュンヘン所属のエースFWレバンドフスキを筆頭に主力選手から<日本戦で勝ち点を獲得する>というモチベーションは、コロンビア戦を見る限りはみじんも感じられない。日本に大きなアドバンテージがある」
■「西野マジック」「采配ズバリ」と騒いでいるが…
日本の決勝トーナメント進出が、ほぼ確実になったことで指揮官の評判がウナギ上りである。
ハリルホジッチ前監督が電撃解任され、4月12日に西野監督が後釜に座った。Jリーグ最多270勝監督という看板を引っ提げてはいるが、2015年シーズンの名古屋監督を最後に現場から離れており、しかも日本代表を率いた経験は一度もない。
32歳のMF本田、FW岡崎を復帰させるなどベテラン重視の方針を打ち出し、平均年齢「28・3歳」は、出場した過去5大会の平均を大きく上回って「忖度ジャパン」「劣化ジャパン」「おっさんジャパン」と書いたスポーツ紙もあった。
ところがロシアW杯の快進撃で「手のひら返し」である。