阪神は5点差を追いついたが、九回に抑えのドリスが無死二塁から一塁悪送球で勝ち越し点を許すと、鈴木に満塁弾を浴びて「終戦」。
引き分けを挟んで5連敗となり、単独の最下位に落ちた。
今の阪神は投手が頑張れば打線は沈黙。打線が大差を追いつけば救援陣が崩れる最悪の状態だ。とはいえ、チーム防御率3.60はリーグトップ。34本塁打、216得点はリーグ最少。投手陣に「おんぶに抱っこ」から抜け出せない。
金本監督は「(打線の)状態が上がるのを待つしかない」と言うが、何ら頭を使わず「投手が抑えたから勝ちました」「いい所で打ったので逆転できました」というだけの野球なら、監督なんていらない。