安全ネットで巨大国旗 イングランド足場会社がW杯珍応援
英国南東部イースト・サセックスの8階建てのビルに6月26日、白地に赤十字の巨大な“イングランド国旗”が出現した。もちろん、サッカーW杯ロシア大会の決勝トーナメント進出を決めたイングランドを応援するためだ。
英紙イブニング・スタンダード(1日付電子版)によると、国旗を作ったのは、足場工事の専門会社「シーズンズ・スコフォールディング」の経営者スティーブ・イーソンさんと10人の作業員。補修作業のために組んだ足場に赤と色のセーフティーネットを張り、縦18メートル、横36メートルの巨大な「セント・ジョージ・クロス」を出現させた。
イーソンさんは同紙に、巨大な国旗を作った理由をこう語った。
「天気は良かったし、W杯だからね、やってみたんだ。みんなに笑顔になってもらいたいし、代表チームに『俺たちが後ろで応援してるぞ』って示したかった。みんな興味を持ってくれてね。素晴らしいことだ」
「国旗は2カ月間、このままにしておくよ。W杯の成績にかかわらずね。でも優勝したら、何か付け加えようと思ってる。金色の優勝カップかな」
イングランドは日本時間で4日午前3時、ベスト8進出をかけてコロンビアと激突する。