4番大不振も 巨人岡本の“淡々”をメンタル専門家はどう見た
「野球は、サッカーやラグビー、相撲のようなコンタクト競技ではない。闘争心を顔に出したり、戦う前に気持ちを高ぶらせる必要はない。打者は投手が投げるボールに集中して、バットを上手にコントロールするだけ。あるプロ野球チームの主力選手に助言したことがあります。『気持ちが入り過ぎたり、焦ったところで結果につながることはない。常に淡々としている方が自分の打撃ができるものだよ』と。打席でボーッと立っているだけなら問題ですが、成績にかかわらず岡本が表情を変えないことはプロ野球選手としては好感が持てます」
高橋監督は「一皮むけるためにも、乗り越えなければいけない」と、今のところ4番を外す気はないようだ。主砲のブレーキロックが外れるのはいつか。