クロアチア初の決勝進出 勝因とFWマンジュキッチの行く末
「ユベントスで昨シーズンから出場機会を減らしており、しかもスーパースターのC・ロナウドがRマドリードから移籍してくることが決定。同じ左サイドアタッカーとしてポジションがかぶり、放出されるのは間違いないと思う。しかし、この日の決勝ゴールなどで評価を上げ、それなりのクラブに好条件で迎え入れられるでしょう」(中山氏)
■フランスとの決勝を占う
マンジュキッチが牽引するクロアチアは16日(日本時間)の決勝でフランスと優勝を争う。W杯には20年周期説があり58年のブラジル、78年のアルゼンチン、98年のフランスと20年ごとに初優勝チームが出ている。ジンクスでは、98年から20年目の今大会はクロアチアが初の栄冠を掴む可能性があるが……。
「決勝はフランスが有利。試合間隔が1日多く、クロアチアは決勝Tで3戦連続延長戦を戦っている。若いフランスは大会中に成長をしながら強くなっています。決勝Tの1回戦でアルゼンチンを4―3で下し、ウルグアイ、ベルギーを破った戦い方は盤石。クロアチアは疲労との戦いになります」(元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏)
マンジュキッチはW杯優勝メンバーとしてクラブに凱旋するのは厳しいか。