人脈も豊富 石井一久GM就任で浮上する楽天次期監督の名前
9月1日付で楽天のGMに就任する石井一久氏(44)が昨27日、本拠地の楽天生命パーク宮城で会見を行った。
「僕が心配な方もいらっしゃるかと思いますが、心配があるから楽しみもあると思います。結果とチームの充実度、成長を見ていただきたいです」
独特の表現で、パの最下位に沈むチームの再建に自信を見せた石井GMは現役時代、ヤクルトからドジャース、メッツ、ヤクルト、西武と日米球団を渡り歩いた。のほほんとした風貌、語り口とは対照的に幅広い人脈を誇り、球界内では“やり手”として知られる。
「楽天の三木谷オーナーとは以前から定期的に食事を共にする仲で、最初は監督のオファーを受けた。それを『GMなら』と申し出て、話が進んだそうです。チームを思い通りにつくり、動かすなら監督よりGM。そういう計算ができる。西武での現役晩年から、後輩選手のFA移籍やメジャー挑戦の裏で石井の名前を聞くことがよくあった。相談に乗る以上のことをしていたんでしょう」(楽天OB)
■公私に親しい兄弟分のような間柄