大谷翔平が10月に右肘手術 “二刀流”完全復活は2020年に
二刀流がついに決断を下した。
エンゼルスは25日、右肘靱帯損傷で現在は打者に専念している大谷翔平(24)が腱を修復するトミー・ジョン(TJ)手術を受けると発表。手術はレギュラーシーズン終了後の10月上旬に行われる見込み。
TJ手術を受けた場合、復帰までに打者なら半年、投手なら1年以上を要する。まずは来季開幕からDHとしての復帰を目指し、投打の二刀流復活は20年シーズンとなる。
大谷は6月上旬に右肘靱帯損傷で、今季初の故障者リスト(DL)入り。その後は、治療とリハビリを経て8月上旬に先行して打者で復帰した。今月2日のアストロズ戦に登板したが、同5日のMRI検査で、新たな損傷が見つかり、診察した医師からはTJ手術を勧められていた。
今季の大谷は10試合(計51回3分の2)に登板して4勝2敗、防御率3・31。打者では99試合に出場して307打数86安打の打率2割8分0厘、21本塁打、56打点(24日終了時)。18試合で4番に起用されるなど、トラウト、プホルスのメジャーを代表する強打者とともに主軸を任されてきた。