エ軍大谷ショック…右肘に新たな損傷が見つかり手術へ
二刀流が再びピンチだ。
エンゼルスは5日(日本時間6日)、大谷翔平(24)がMRI検査を受けた結果、右肘内側側副靱帯に新たな損傷が見つかったと発表。診察を受けたチームドクターからはトミー・ジョン(靱帯再建)手術を勧められたという。
開幕から二刀流で起用されてきた大谷は6月8日(同9日)に右肘の靱帯損傷で故障者リスト(DL)入り。7月3日に打者として戦列に戻り、同19日にキャッチボールを再開し、8月11日にブルペンでの投球練習を開始。その後は傘下のマイナー選手を相手に実戦形式での3度の登板を経て、2日のアストロズ戦で投手復帰を果たしたばかりだった。
そのアストロズ戦では初回に直球の最速99.3マイル(約159.8キロ)を記録したが、腰の張りと打球をはじいた右手中指の衝撃もあって、三回途中で降板した。
今後はチームのメディカルスタッフと話し合って決めるが、患部の手術は避けられそうにない。なお、この日のレンジャーズ戦は「3番・DH」でスタメンに名を連ね、今後もチームに帯同するという。