原監督3度目就任で最大の仕事 エース菅野“残留”説得の大役
10日に巨人から正式な就任要請を受けた原辰徳新監督(60)。球団初となる3度目の就任で求められる大きな仕事があるという。甥っ子でもあるエース菅野智之(29)のことだ。
今季は15勝8敗、防御率2.14。最多勝の他に、4度目の最優秀防御率、200奪三振で2度目の最多奪三振、10完投、8完封、投球回数202回、無四球試合4回など、タイトル総なめの成績を残している。
昨季も17勝5敗、防御率1.59で最多勝、最優秀防御率、沢村賞を受賞。日本球界に敵なしの状態が続く。こうなると、視線は外へ向くのが必然である。
昨オフ、「絶対的な力をつけて文句なく行けるようにしたい」と巨人入り後、初めて将来的なメジャー挑戦の希望を口にした。順調なら3シーズン後の2021年中に海外FA権を取得。22年から海を渡ることになる。
さるチーム関係者がこう言う。
「ただ、その前年がXデーとの見方がある。東京五輪がある20年のオフ、つまり海外FA権を取る1年前に、球団にポスティングを直訴するのでは、と噂されているのです」