岡田武史氏率いるJFL今治 J3昇格逃してニンマリは誰だ?
元日本代表監督の岡田武史氏(62)がオーナーを務めるJFLのFC今治(愛媛)が、来季のJ3昇格を逃した。 18日のJFL最終節、ホンダロックSC戦が1―1に終わり、昇格圏外の5位が確定したからだ。
「試合終了と同時に今治のスタジアムはシーンとなった。岡田氏は試合が始まるとスタンド上部に設けられているバーベキュー席の近くで観戦。試合後は悔しさと悲しさが入り交じったような表情を浮かべていた」(サッカー関係者)
そんな岡田氏のJ3昇格ならず! についニンマリしている人がいるともっぱらだ。あるマスコミ関係者がこう言う。
「ロシアW杯の前には西野監督が、10年南アW杯の前には岡田監督がピンチヒッターとして指揮官を務めたが、実は<このパターンが日本代表を強くする>一番の方策なのです。監督交代など非常事態になると選手が一致団結。チーム力がワンランクほど上がり、ロシアでも南アでも16強入りした。日本サッカー協会上層部としては、岡田氏には<常に代表監督を要請できる位置>にいて欲しい。Jクラブ入りに四苦八苦している地方クラブから手を引き、常にフリーでいてくれるのが望ましい。これが本音です」