賞金王にこだわる今平周吾に「世界ランク意識を」の指摘
「今平は賞金王を目指しているようですが、欧米プロは賞金王というタイトルには関心がなく、ポイントで争うフェデックスカップ王者(米ツアー)、レース・トゥ・ドバイ総合王者(欧州ツアー)を重要視する。試合によって格が違い、配分ポイントの高い試合にはトッププロが集結してハイレベルな戦いになる。もちろん世界ランク(WR)へのポイントにも敏感です。ちなみに今平がダンロップで勝てば優勝30ポイントを加算してWR62位から一気に来年マスターズ出場圏内の同42、43位ぐらいまでアップできた。今平がブリヂストンオープンで勝った時は16ポイントしかなく、ダンロップでWRアップのチャンスを逃したのは手痛い」
日本ツアー賞金王には5年シードが与えられるが、WR50位以内に入らなければ来年のマスターズに出場できない。今平に海外で戦う意思があるのなら、賞金よりもポイントに目を向けるべきだ。