加速する女子プロ「30歳限界説」 来季シード権は平均26歳
【大王製紙エリエールレディス】
いったい、どこまで若くなるのか。
アマ時代の2014年4月に15歳で女子ツアー史上最年少勝利を挙げている勝みなみ(20)は、17年のプロ転向後、初のツアー優勝となった。
今季の初優勝といえば、永峰咲希(22=年齢は優勝時)、新垣比菜(19)、岡山絵里(21=同)、大里桃子(20)はいずれも20歳前後。
初Vこそないが、ツアー終盤に何度も優勝争いに顔を出し、今大会も2位で終えた松田鈴英も20歳だ。
1998年4月~99年3月生まれの女子プロは「黄金世代」と呼ばれ、近年は畑岡奈紗、勝、新垣、大里、小祝さくら、三浦桃香、原英莉花らが活躍。来季シード選手の平均年齢はついに26歳まで下がった。
一方で、笠りつ子(31)、原江里菜(31)、飯島茜(35)、吉田弓美子(31)といったツアー常連たちは、賞金による来季のシード権を逃した。
あるツアー関係者が言う。