駒田徳広氏は横浜入団発表前日に「現状維持でいいよな?」

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「とはいえ、いくらなんでもひとりでは決められず、嫁に相談しました。嫁は前年まで生き生きと野球をやっていた僕が暗くなっていったのを気にしていた。ボクも女房も巨人ファンだったので、巨人でやりたい気持ちは強かったけど、野球を続けていくためには仕方ないと思いました」

 条件は横浜が一番悪かったというが、気にしなかった。

「横浜とお金の交渉をしたことは一度もありませんでした。入団発表前日に近藤さんから電話が来て、『駒田、大事なこと聞くの忘れてた。年俸だけど、現状維持でいいよな?』と」

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