筒香、宮崎、東ら年俸増 DeNA主力選手に“大幅還元”の勝算
「DeNAの一部選手は、モチベーションが上がってますよ」
さる球界関係者がこう言う。
今季は3年ぶりのBクラスとなる4位に終わったDeNA。しかし、オフの契約更改では、主力組の大幅昇給が目立つ。
来オフにもポスティングによるメジャー挑戦を希望する主砲・筒香は5000万円増の4億円。今季、自己最高の28本塁打をマークした「ハマの安打製造機」宮崎は倍増の1億6000万円。そして、11勝をマークして新人王を獲得した東は、4050万円増の5550万円でサインした。今季37セーブでセーブ王になった山崎康も大幅増だろう。
今季4勝にとどまった今永は20%ダウンの6700万円になるなど、給料を下げられた選手もいるものの、チーム内では「数年前までと比べたら、これでも全然良くなった方ですよ」との声も。
DeNAの選手平均年俸(選手会調べ)は新規参入した12年度から6年連続で12球団最低だったが、近年は観客動員が高い水準で安定、昨季は日本シリーズに進出し、8位に上昇していた。