DeNAドラ2立正大・伊藤裕がV弾 球界は“動ける巨漢”に注目
ドラフトでDeNAから2位指名された立正大・伊藤裕季也内野手(日大三)が決めた。
14日の明治神宮大会決勝で環太平洋大(中国・四国)と対戦。4番の伊藤裕が八回に左翼へ逆転2ランを放ち、立正大を9年ぶり2度目の優勝へと導いた。
182センチ、95キロのどっしりした体格で、DeNAには逆方向にも飛ばせる長打力が買われた。一方で俊敏さが求められる二塁を守る異色の選手でもある。
巨漢選手は今や球界のトレンドだ。日本球界最重量の楽天アマダーは135キロだが、助っ人は除いても、ロッテの井上は114キロでパの打率7位。西武の山川は108キロでパの本塁打王に輝いた。西武の中村は102キロで過去6度の本塁打王。巨人の4番に定着した岡本は96キロだ。
4年目を迎えるラミレス監督にとって、スケールの大きい頼もしいルーキーが戦力になる。