日ハム吉田激白 ドラフト当日の焦りとプロ入り決断の真相
■プロでやっていける「勝算」が
吉田は甲子園のあと、高校日本代表が集まるU18と国体に出場。プロ野球選手になるという目標に、少しずつ手ごたえを感じていた。
進路の話し合いをする中で、両親や高校の恩師からは「大学に行って力をつけてから、プロ野球選手になった方がいい」と説得された。もちろん、大学へ進学した自分を想像した。ただ吉田には、すぐにでもプロでやっていける「勝算」があった。
甲子園の決勝で大阪桐蔭に敗れた。その後のU18で、ライバルとして戦った根尾昂(中日1位)、藤原恭大(ロッテ1位)たちとプレーし、交流を深めた。とりわけ根尾と野球談議を重ねたことが刺激であり、「希望」を感じるきっかけになったという。
プロ入りへの勝算、根尾との会話の中身、甲子園前から抱いていた野望……。吉田の本音に迫ったロングインタビューは、日刊ゲンダイ1月7日発売号より掲載予定だ。