初登場G球場で“孤独トレ” 丸は巨人で「我」を貫けるのか

公開日: 更新日:

 5年総額25億5000万円、来季年俸は4億5000万円(金額は推定)の高給取りでも堅実派。オフはハワイやグアム、沖縄といった南国で自主トレを行う選手が多い中、広島時代はマツダスタジアム、巨人移籍後はジャイアンツ球場に「ほぼ毎日来るつもり」と言った。温暖な地で体をつくっても、キャンプ地の宮崎がこの時季寒いことは熟知している。暖かい所で体をつくれば故障の危険性が増す。だったら、最初から寒い所で練習をした方がいいという考えのようだ。

■小笠原と重なる打撃練習

 右手や左手一本のティー打撃や緩い球をセンターから逆方向へ打ち返す打撃練習は、06年オフに巨人へFA移籍した小笠原(現中日二軍監督)の決めたルーティンを黙々と続ける姿と重なる。

 小笠原は「フルスイング」が代名詞。しかし、巨人移籍1年目の自主トレや春季キャンプ中も、軽く三遊間にゴロやライナーを打ち、体ができてくると左翼、左中間へ流し打つ日本ハム時代からの練習を繰り返す。キャンプも終わろうかという頃になると、さすがに原監督もじれた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  3. 3

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 4

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  5. 5

    マイナ保険証「期限切れ」迫る1580万件…不親切な「電子証明書5年更新」で資格無効多発の恐れ

  1. 6

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  2. 7

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  3. 8

    Mrs.GREEN APPLEのアイドル化が止まらない…熱愛報道と俳優業加速で新旧ファンが対立も

  4. 9

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  5. 10

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差