二軍にも坂本を脅かす若手はいない。そうなると、手っ取り早いのは、“専売特許”の補強である。
「めぼしいショートでここ数年で国内FA権を取得するのは、昨年、遊撃手部門でゴールデングラブ賞を受賞し、侍ジャパンにも選ばれた広島の田中広輔です。資格を満たすのは2020年中。東海大相模出身。田中の父も同校出身で原監督と同時代にプレーした間柄だけに、はっきり言って関係性は強い。ちなみに弟・俊太も巨人の内野手。正二塁手の座を争っています」(球界関係者)
原監督が2年後に“後輩”をFA補強する可能性は否定できない。
新人の増田ら後釜候補たちに与えられた時間は、たったの2年しかないことになる。