劇的試合続くも外国人記者ソッポ…錦織圭はなぜ“不人気”か

公開日: 更新日:

「素直にうれしい。(最終セット10点先取のタイブレークで)5―8のときはヤバいと思ったけど、最後は集中してた。疲れが先行しているので、まずは回復して、次の試合に臨みたい」

 21日の全豪オープン4回戦。今大会最長試合となる5時間5分、フルセットの末にタイブレークにもつれ込む熱戦を大逆転で制して3年ぶり4度目の8強入りを決めた錦織圭(29=世界ランク9位)はこう言った。

 23日の準々決勝は第1シードで世界ランク1位のジョコビッチ(31=セルビア)との対戦だ。

■「話は試合のことだけ」

 ここまで4試合中3試合がフルセット。錦織の勝負強さと粘り強さは相変わらずとはいえ、周辺では“異変”が生じている。海外メディアから露骨に敬遠されるようになったのだ。

 劇的なマラソンマッチ後の会見にしても、海外の記者はなんと1人だけ。象徴的だったのは大会前の記者会見。有力選手をメインプレスルームに招いた大会展望用の特別会見でこんなシーンがあった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動