ユニクロの顔が…錦織からフェデラーと大坂なおみの時代へ
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カジュアル衣料品店の「ユニクロ」は2日、7月に10年契約を発表した男子プロテニスのロジャー・フェデラー(37)の会見を都内で開いた。
10年間の契約額は、3億ドル(約340億円)ともいわれ、1年換算で約34億円。ユニクロの「顔」である錦織圭(28)は2016年に契約を更新し、5年60億円と推測されているから、その差は3倍弱。ユニクロの「顔」は錦織からテニス界のレジェンドに取って代わることになる。
「顔」といえば、錦織は日本テニス界の看板選手だが、その座も危うい。
全米オープン優勝の大坂なおみ(20)はこの先、全豪、全仏、ウィンブルドン制覇も夢じゃない。今年で契約が切れるアディダスは今年中にも、年間850万ドル(約9億6000万円)で契約更新するとの報道もある。
所属先は錦織と同じ日清食品だが、スポンサー契約はラケットや時計、自動車、衛星放送以外にもまだまだ増えるに違いない。「世界で最も稼ぐ女性アスリートになる」という話も現実味を帯びてくる。