選手が球場外で感謝 引退したイチローの“見えない貢献”

公開日: 更新日:

 イチローが引退した。

 大リーグ記録となる年間262安打や引退時点で歴代22位となる通算3089安打、さらには大リーグ1年目の2001年に達成したMVPと新人王の同時受賞など、球史に残した足跡は大きい。

 それとともに、エドガー・マルティネスやジョン・オルルッド、あるいはブレット・ブーンらの選手が引退や移籍によってマリナーズを去り、中心選手となった後も、多くの安打を放つことにばかり集中しているかのようなイチローの姿には、批判も寄せられてきた。通算3166安打を記録したエイドリアン・ベルトレや長くマリナーズ投手陣の柱であったフェリックス・ヘルナンデスとイチローとの間に大きな溝があったことは、広く知られる通りだ。

 その一方で、イチローが球場の外で選手たちから感謝されていることがある。広告と野球カードだ。

 全盛期には及ばないものの、今でもイチローを起用した広告は目に触れやすい。「イチローの広告」というと、マリナーズなどの所属球団のユニホームを着た広告の下部にある大リーグのロゴマークがすぐに思い浮かぶだろう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  5. 5

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  1. 6

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 7

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 8

    雑念だらけだった初の甲子園 星稜・松井秀喜の弾丸ライナー弾にPLナインは絶句した

  4. 9

    「キリンビール晴れ風」1ケースを10人にプレゼント

  5. 10

    オリックス 勝てば勝つほど中嶋聡前監督の株上昇…主力が次々離脱しても首位独走