無名の金澤志奈が首位タイ “全国区人気”かける初Vへの難敵
【ヤマハ女子ゴルフ】
どこまで踏ん張れるか。
初優勝を目指す金沢志奈(23)が4バーディー、3ボギーの71。通算2アンダーで穴井詩(31)とともに首位タイで決勝ラウンドへ進んだ。今大会の舞台は強い風と高速グリーンが名物の難コース。昨年はアンダーパーが2人。過去5年は韓国人選手が4度優勝している。
ウエーティングによる繰り上げ出場の金沢は「今日は(パーオンが)6回です。アイアンショットが良くなかったです。アプローチとパットでしのげた一日でした。風が強い中でのコントロールショットが大事になってくると思うので、明日はそれを多く使っていけたら良いなと思います」と言った。
ドライバーの飛距離は230ヤード前後。飛ばし屋ではないがパターでスコアをつくるタイプ。プロテスト合格は2017年。同期には、勝みなみ、松田鈴英、新垣比菜、小祝さくらなど黄金世代(98~99年生まれ)の選手が多い。無名の金沢はルックスなら彼女たちに負けない。
1打差の3位タイには歴代チャンピオンの黄アルムにアン・ソンジュもいる。ここで初優勝すれば人気急上昇間違いなしだが……。