“第4のメジャー”全米プロ 8月から5月開催の移動は大正解

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 大会連覇のブルックス・ケプカは、「自分が勝ったメジャーでは、常に前週にプレーしている。プレーのリズムやタッチ、そしてフィーリングをつかむためだ。そして何か調整が必要なことがあれば、試合の中で練習することもできる」と言い、メジャーの日程変更など問題ではなく、その前週に試合に出ることの重要性を語っている。

 ケプカの勝因を挙げるとしたら、開催日程の移動に動じなかったことが大きかったといえる。

 また第4のメジャーと呼ばれ、注目度の低かった全米プロにとって、今年はウッズが勝ったマスターズの翌月開催は高視聴率が期待できた。さらにトッププロがスコアメークに苦しむメジャーらしいゲーム展開も試合を大いに盛り上げた。主催の全米プロゴルフ協会の開催日程移動は大正解といえる。

(ゴルフライター・吉川英三郎)

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