19歳“金の卵”スチュワートはソフトBの熱意にほだされた

公開日: 更新日:

■スカウトが継続調査

 そんな状況下でソフトバンクがメジャーの大物アマ選手を獲得できたのはなぜか。

「何より、スチュワート自身が日本でプレーすることを望んでいます」

 とは、さる米メディア関係者。

「ボラス氏は過去にストラスバーグ(現ナショナルズ)の入団交渉時に日本球界入りをチラつかせ、好条件を引き出そうとしたことはあるが、実際に日本の球団に売り込んではいない。ソフトバンクの熱意が彼を口説き落としたのです。ソフトバンクは彼がブレーブスと破談になった直後から、調査を続けていた。日本からスカウト幹部が視察に来たこともある。日本のアマチュア選手と比較し、彼の実力を見極めるためだと聞いています。そうした過程で、スチュワートはソフトバンクの育成方針、施設などに好感を抱いた。ソフトバンクでなければ、日本行きを決断しなかったでしょう」

 今回の件が米球界に波紋を広げるとの見方もある。だが、米国の球界関係者は、頭を振ってこう言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…