ソフトBがメジャー1巡目指名19歳獲り 米有望株なぜ日本へ

公開日: 更新日:

 日本のドラフト1位クラスの高校生が直接、海を渡ってメジャー挑戦したケースはいまだかつてない。163キロを投げてメジャーがゾッコンの佐々木朗希(大船渡)にしても、本人はプロ野球を希望している。メジャーが日本のトップクラスの高校生を取ろうとしても実現しないのに、日本のプロ球団がメジャーで1巡目指名された19歳を獲得するというからオドロキ以外の何物でもない。

 ソフトバンクが、昨年のメジャーのドラフトでブレーブスに1巡目(全体8位)指名されたカーター・スチュワート(東フロリダ州立短大)との契約に合意したと21日、大リーグ公式サイトが報じた。

 スチュワートは160キロ近い速球と、縦に大きく割れるカーブが武器の右腕。ブレーブスとの契約交渉では、約5億円前後と予想されていた契約金を、手首の故障が判明したという理由で2億円強に抑えられたため、7月上旬の期限までに合意に至らなかった。

 ドラフト後、ヤリ手代理人のスコット・ボラス氏と契約。来月のドラフトでも1巡目の後半から2巡目指名が有力視されながらソフトバンク入りを選択したのはなぜか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…