僕の月給は日本の会社員の部長クラス 600万円もらう選手も
「私がモテているかどうかは別にして、サッカー人気が高い国なので注目されている立場だとは思います。試合後によく出待ちしてくれるファンから『抱き付いて』と言われたり、旬のフルーツ盛り合わせを差し入れしてくれたりね。南国・タイらしくて何だか良くないですか?(笑い)」
――地元の人気女優やミスコン優勝者ら、美人に言い寄られたことくらいあるのでしょうね?
「それが、まったくないんです。でも、タイで最初にプレーしたサラブリーFC(看板商品のエナジードリンク・M―150で有名な国内有力企業のオソサパ社が所有)時代にサッカー部の重鎮のひとりから『ウチの美人娘はどうだ?』と誘われたことがありました。丁重にお断りしましたよ。でも、その娘さん、翌シーズンにチームに加入してきたタイ人FWと付き合ってましたけどね(笑い)」
(取材・文=佐々木裕介)
▽ささき・ゆうすけ 1977年生まれ、東京都世田谷区出身。旅行事業を営みながらフリーランスライターとしてアジアのフットボールシーンを中心に執筆活動を行う。