八村塁の差し入れが好評 Made in Japanで主力の心をつかむ
若手の登竜門であるNBAサマーリーグ(ネバダ州ラスベガス)で、結果を残したウィザーズ・八村塁(21)。
同リーグでは、3試合に出場して平均19.3得点、7リバウンドをマーク。首脳陣から開幕ロースター入りのお墨付きを得たが、ロッカールームでも株を上げた。
八村が大会期間中に差し入れた故郷・富山のえびを使った銘菓が好評だったそうで、主力選手は「八村は(6月下旬のミニキャンプから)わずか2週間でチームのハートをつかんだ」と話しているという。
まずは、同年代の選手と良好な関係を築いた八村。9月末からは開幕に向けたトレーニングキャンプで主力選手との対面が控える。ビール、ウォールらのスター選手の歓心を買うには「メード・イン・ジャパン」に限る。
大リーグのMLBもそうだが、米国人選手を中心に質のいい日本製品は大人気だ。メジャーリーグで活躍した松坂(現中日)、岡島(現野球評論家)の2人がレッドソックス移籍1年目には、日本の菓子や5本指ソックスなどを提供したところ、ナインに大うけ。選手からリクエストが相次ぎ、2人が日本のメーカーにかけ合って、本拠地フェンウェイパークに送ってもらったそうだ。