4番の2発で巨人M9再点灯 岡本和真“年俸倍増”へ2つの条件
これが4番の仕事だ。
首位巨人が10日、4番・岡本和真(23)の逆転弾を含む2本塁打の活躍で、2位DeNAとの直接対決3連戦の初戦に勝利。5年ぶりのリーグ優勝へマジック9が再点灯した。
巨人打線はDeNA先発・今永に五回まで1安打に抑えられていたが、六回2死一塁から岡本が左中間へ起死回生の27号2ランで逆転。試合前まで岡本は今永に今季10打数1安打5三振と抑えられていたが、大事な試合で天敵打ちに成功すると、八回2死にはエスコバーから2打席連発となる28号ソロで試合を決めた。お立ち台では「まだ2試合、横浜スタジアムであるし、気を引き締めてまた一戦一戦、戦っていきたい。M9? 僕は初体験なのであまり気にせず、一試合一試合をしっかり頑張りたい」と慎重だったが、原監督は「クリーンアップが機能した。(六回は3番丸が)四球、そして、(4番岡本が)本塁打。理想的というか、数少ないチャンスの中で仕留めてくれた。ああいう点の取り方じゃないと、今永投手からは簡単には点を取れないでしょう」と手放しで岡本を称賛した。