ソフトBがひと役 巨人を脅かすDeNAの中南米コミュニティー

公開日: 更新日:

 結束力は強い。

 6日、巨人が最下位ヤクルトに負け、今季ワーストタイとなる泥沼の6連敗。その巨人に2・5ゲーム差で2位につけているのがDeNAだ。

 優勝争いが混沌とする中、キーマンとなりそうなのがDeNAの「チーム中南米」だ。ソト(プエルトリコ出身)は35本塁打、90打点でいずれもリーグトップ。ロペス(ベネズエラ出身)は26本塁打、75打点で、主軸として打線を牽引。エスコバー(ベネズエラ出身)はリーグ最多66試合に登板して31ホールドをマークしている。

 助っ人と呼ばれる彼らは、シーズン終盤になると契約更新や年俸を意識して“やる気”を発揮するのが常。ロペスとエスコバーは単年契約だし、昨オフ、新たに2年契約を結んだソトにしても、彼らと一緒になってハッスルする理由がある。

 それが「中南米コミュニティー」。一役買っているのが、リーグを隔てた常勝球団ソフトバンクだ。

 ソフトバンクにも多くの中南米の選手が在籍。ミランダ、モイネロ、デスパイネ、グラシアルはいずれもキューバ出身。チームメート同士で散髪するほど、お互いを信頼し合っている。“美容師”はミランダ。散髪が得意で、「ミランダ・バーバー」と呼ばれている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…